この記事は次のような方にオススメ!
- 中国に出張(旅行)に行く予定がある方
- 中国でLINEやGoogleを使いたい方
- 中国でネットに不自由したくない方
僕たちが普段利用しているLINEやGoogle。
とても便利ですよね。
もはやこれらのアプリ無しの生活は考えられないぐらいです。
ところがなんと。
中国では使うことができないんですよ!!!
中国ではインターネットに規制がかけられています。
なので、代表的なところで言うと以下のサイトやアプリは利用できません!
- LINE
- YouTube
- Amazon
絶望的ですよね。。。
でも安心してください!手はあります!
今回は中国でLINEやGoogleなどのサイトやアプリを利用する方法をご紹介していきます!
ぜひ出張や旅行前に準備しておきましょう!
中国でLINEやGoogleなどのサイトやアプリを使う方法
普通に中国のSIMやホテルのWi-Fiを利用すると規制の対象になってしまいます。
なので一手間かける必要があります。
それぞれのメリットとデメリットと共にご紹介していきます。
自分に合った手段を選びましょう!
方法①_VPN
VPNとは、Virtual Private Networkの略称で、インターネット上に仮想の専用線を設定してデータ通信を行う仕組みのことです。
このVPNを使うと、中国国外のサーバーを経由して目的のサイトやアプリにアクセスできるため、規制を避けることができます。
使い方は慣れてしまえば簡単!
中国の回線でも良いのでネットにつなげた後に、VPNにつなぐ設定をするだけです。
スマホの「設定」画面から直接つないだり、アプリを使った方法もあります。
- 他の手段より低コスト
- AmazonプライムビデオやNetflixを見ることができる
(他の手段ではVPNをつながないと見られないものもある)
- 元のネット回線より速度は遅くなる
- 上記より、ホテルWi-Fiなどの公共のネット回線を利用すると、著しく速度が低下する場合がある
- 契約するVPNによっては、全然つながらない場合がある
中国のネット規制の状況は常に変化しています。
「過去に使っていたVPNが今回は全然つながらない」なんてことも普通にあります。
現状、僕が使っていて速度も速いVPNは、「Nord VPN」です。
中国のホテルWi-FiからVPNにつなげた時の速度は「ダウン:16.5Mbps」「アップ:1.23Mbps」でした。
(この時のホテル Wi-Fiは回線速度がかなり速かったです)
動画を閲覧するのにも困らないぐらいの速度ですね!
まあこれは元となるホテルの回線速度にもよりますが。
方法②_Wi-Fiレンタル
Wi-Fiレンタル会社からルーターをレンタルして持っていくという方法です。
ルーターの電源を入れて、そこから飛んでいるWi-Fiに接続すれば終わりなので、使い方はとても簡単。
- 利用方法がわかりやすくて簡単
- サポートが手厚い
- 「これを持っていけば大丈夫」という安心感
- 料金が高い
(プランによるが、大体500〜2500円/日) - 荷物が増える
- AmazonプライムビデオやNetflixは見ることができない
(別途VPNが必要)
僕が利用しているのは有名どころのこの2つ、「イモトのWi-Fi」か「グローバルWi-Fi」ですね。
基本的にはどちらも安定してつながります。
場所によってはたまーにつながりにくいこともありますが・・・。
僕が確認した時の速度は「ダウン:12.7Mbps」「アップ:4.68Mbps」でした。
(グローバルWi-Fiの場合)
僕の周りでも「イモトの方がつながった!」という人もいれば「グローバルの方が良かった!」っていう人もいるので、もはや好みで良いかなーと思いますね。
方法③_香港SIM
SIMフリースマホやモバイルWi-Fiルーターをお持ちの方は、香港SIMの購入もオススメです。
香港SIMを使って通信すれば、中国の規制の対象とならずにネット閲覧をすることができます。
- 個人で簡単に入手可能
- レンタルWi-Fiと同じような通信環境をより安く作ることができる
- SIMフリースマホかモバイルWi-Fiルーターが必要
(対応してないものもあるので要注意) - AmazonプライムビデオやNetflixは見ることができない
(別途VPNが必要)
SIMの利用可能期間や容量、枚数によって金額は変わります。
僕は毎回、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、メルカリ、ヤフオクで出品されている商品を比較してから購入します。
メルカリとヤフオクはあまり出品されていませんが、たまに破格のものがあるので要チェックです!
SIMには利用期限があるので要注意!
自分が渡航する期間が期限内であることを確認してから購入しましょう!
方法④_国際ローミング(ahamoの場合)
日本で契約している携帯電話を使って、海外でデータ通信を行うことを国際ローミングといいます。
各携帯会社にはこのサービスが設けられています。
僕はahamoでしか利用したことがないので、この項目はahamoの国際ローミングとしてご紹介させてください!
- 事前準備なし
- 追加料金なし
- 利用方法が簡単
- 通信速度が速い
- VPNなしでもAmazonプライムビデオやNetflixの視聴が可能
- 日本での使用量も含めて、その月の合計使用量が20GBを超えると通信速度制限がかかる
- 海外ローミング開始後15日間が経過した後は利用できない
- 15日間制限は月を跨いでもリセットされない
(一度日本に帰らないとダメ)
僕は今まで国際ローミングは使ったことがありませんでした。
理由は単純に料金が高かったし、「気づかない内に高額の料金が発生していたらどうしよう」という恐怖感もあったから。
でも、ahamoは間違って使いすぎても通信速度制限がかかるだけで、月々の定額料金を超えることがありません。
速度制限といっても20GBを超えてからなので、けっこう余裕があります。
そしてその通信速度がまた速い!
僕が確認した時の速度は「ダウン:31.73Mbps」「アップ:5.12Mbps」でした。
正直、15日間以内の渡航であればこのahamoのローミングサービスが最適解だと思っています!
最初にあげた3つの方法を検討する前に、まずは自分が契約している携帯会社のローミングサービスについて調べてみた方が良さそうですね!
↓ahamo公式サイト
【2021/12/10 追記】
再び中国を訪れている僕ですが、今回初めて楽天モバイルを契約してみました!
楽天モバイルは1ヶ月に2GBまで追加料金無しで利用することができます。
ahamoの20GBより全然少ないですが、使用期間の縛りがなく、月が変わればまた2GBにリセットされます。
長期滞在する方で、そんなに頻繁に通信する必要がない場合はおすすめ!
ちなみに同じ場所で同時にahamoと楽天モバイルの通信速度を計測したところ、ahamoの方が約5倍速かったです。
まあ、普通に通信する分には今のところ楽天モバイルでも全然問題ありません。
まとめ
近年のネット環境の変化は著しいですからね、またすぐに状況が変わるかもしれません。
いずれにせよ、中国へ渡航する際にはしっかりと準備していくことをオススメします。
ネットが使えない生活環境は思っている以上にストレスです。
長期であればなおさらですね。
今回ご紹介した中から自分に合う方法を選んで、快適な中国生活を目指しましょう!
それではまた!
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