【中国隔離生活】生活実態とともに持っていくべき必需品をご紹介!

中国の暮らし

この記事は次のような方にオススメ!

  • 中国の隔離生活がどんな感じなのか知りたい!
  • 何を持っていくべきか知りたい!

コロナ禍の現在、中国に入国するとすぐにホテルで隔離生活となります。

時期や地域にもよりますが、期間は2〜4週間。

その間、部屋から一歩も出られません。

部屋の備品とホテルから支給されるもの、持参したものだけでこの期間を過ごすことになります。

なので、少しでも快適な隔離生活を送るためには、何を持参するかがポイントになってきます。

ちなみにですが、僕は中国での隔離生活を4回経験しています。
(2週間×2回、3週間×2回)

そんな僕が隔離生活の実態とともに持っていくべき必需品をご紹介していきます!

あ、この記事で書いているのはあくまでも「隔離生活の必需品」なので、普通に中国出張(旅行)に持っていくべきものを知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【完全網羅】中国出張(旅行)時の持ち物リストをご紹介!(長期滞在向け)

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隔離ホテルの部屋

持ち物の前にまず気になるのが、どんなところに泊まるの?っていう点ですよね!

僕が過去に宿泊したホテルの部屋を写真でご紹介します。

さすがに会社が手配してくれたホテルなので、特別にひどいホテルはありませんでした。

ホテル①

隔離ホテルの部屋1
隔離ホテルの部屋2

ここは普通にグレードの高いホテルでした。

まだ中国へ渡航する方が少なかった時期ですね。

今でも隔離者を受け付けているのだろうか。。。

水回りも綺麗ですし、文句なしでしたね。

ホテル②

隔離ホテルの部屋3
隔離ホテルの部屋4

次に宿泊したのがこちらのホテル。

写真を見る限りだと「いいじゃん!」って思いますよね?

いやいや、そんなに良くないんですよ。

確かに広々していて、そこは良いと思います。

2週間以上引きこもるわけですから、少しでも開放感があった方が良い!

でもね、とにかく寒い!暗い!

日光が入ってくる時間もほとんどないですし、暖房は効かない。

照明はベッドの上と、机の上のスタンドライトだけ。

ここでの生活はけっこう過酷でした。

ホテル③

隔離ホテルの部屋5
隔離ホテルの部屋6

つい最近宿泊したのがこちらのホテル。

ホテル自体のグレードは高くないのですが、ラッキーなことにスイートルームに泊まることができました。

悪くないですよね。

こちらも広々としているので、窮屈感を感じることなく過ごすことができました。

どうです?なかなか悪くないでしょう?

中国隔離生活の実態と持っていくべき必需品

それでは、持っていくべきものをリストにしますね。

  • 現金
  • WeChatがインストールされているスマホ
  • 体温計
  • ネット環境を作るアイテム
  • 厚着(寒い時期)
  • 乾きやすい衣類
  • 乾きやすいタオル
  • スリッパ(サンダル)
  • ファブリーズ
  • 洗濯洗剤
  • ゴムロープや洗濯バサミ
  • トラベルクッカー
  • 薬やサプリメント
  • 日本食
  • リュック
  • 暇つぶしアイテム

隔離生活の実態とあわせて、なぜこれらが必要なのかを説明していきます!

現金

隔離生活において、お金がかかるのは次の3つです。

  • 宿泊費(僕が宿泊したホテルは大体500〜550元/泊)
  • PCR・抗体検査(200〜300元)←隔離中に数回実施します
  • 個別注文費(各自が注文したものによる)

そしてこれがホテルによってはカード払いができない場合があります。
(僕は今のところ全部カードでいけています)

僕の知り合いいわく、「PCR・抗体検査と個別注文のお金だけは現金」だったり、「宿泊費含めて全部現金」というパターンもあったそうです。

なので、事前にホテルの情報がわからない場合は現金で払えるようにしておいた方が良いでしょう。

ちなみに個別注文できるものはホテル側からメニュー表が提供されます。

食べ物や飲み物、お菓子、生活用品などを注文することができます。

ものは部屋まで届けてくれます。

WeChatがインストールされているスマホ

WeChatというのは、LINEのような中国のチャットアプリです。

ホテル側と隔離者とでグループチャットを作り、日々の情報のやりとりを行います。

日本出国時や中国入国時にもこのWeChatを使ったプログラムが必要になるので、必須のアイテムです。

体温計

隔離中は毎日決まった時間に体温を計測し、WeChatでホテル側に報告します。

初めて隔離生活をしたときは係の方が部屋まで計測しに来たのですが、それ以降は完全に自己申告制ですね。

部屋に体温計がある場合とない場合があるので、用意しておきましょう!

ネット環境を作るアイテム

ホテルにはWi-Fiが飛んでいるので、WeChatを使う分には特に問題はありません。

ですが、GoogleやLINE、Twitter、YouTubeなどは中国のネット回線で見ることができません。

最低でも2週間という隔離、その間インターネットが機能しないというのはかなりストレスですよね。

緊急連絡の観点からもよろしくありません。

次のいずれかのネット環境を用意しておきましょう!

  1. VPNを契約する
  2. NTTドコモのアハモのような海外でも使えるプランを契約する
  3. 香港SIMを購入する
  4. レンタルWi-Fiルーターを借りる

↓こちらの記事も参考にどうぞ!
【準備必須】中国でLINEやGoogleを使う方法 4選!

厚着(寒い時期)

寒い時期に行く場合は、部屋で着られる厚着を用意しておきましょう。

中国のホテル全般に対する僕のイメージですが、暖房が効きにくいんですよ!

僕が大連という街で10月に隔離ホテルにいたときは、寒すぎてひたすらユニクロのウルトラライトダウンを着ていました。

乾きやすい衣類

隔離中は洗濯は自分でやるしかありません。

当然、部屋には洗濯機はないので、脱水もできません。

普通の洋服やタオルって脱水しないと全然乾かないんですよね。

なので部屋着は極力乾きやすい素材の洋服で過ごしましょう!

乾きやすい素材であれば、軽くドライヤーを当ててから窓際に干せばその日のうちに乾きます。

あ、ほとんどのホテルは窓が全然開かないので、外干しできないのでご注意を!

乾きやすいタオル

部屋にはバスタオルやタオルがあります。
(僕が行ったホテルは各2枚ずつ置いてありました)

が、ホテルによってはタオル交換をしてくれません。

もしくは1週間に1回だけ交換といったホテルもあります。

これがかなりきつい。。。

タオル、洗うと全然乾かないんですよ。

なので速乾性のタオルがあると非常に助かります。

スリッパ(サンダル)

部屋にスリッパが置いてないことがあります。

その場合、ずっと靴で過ごすのは疲れちゃいますよね?

くつろぐためにも携帯用のスリッパやサンダルの持参をオススメします!

ファブリーズ

僕は洗濯物をなるべく増やしたくないので、ある程度はこれで乗り切ります。

まあ、どうせ誰にも会わないですし。。

あとホテルにもよりますが、ベッドシーツや枕カバーの交換をしてくれません。

そんなときに重宝します。

洗濯洗剤

大抵のホテルは洗濯洗剤を置いてありません。

なので洗剤を持参する必要があります。

コンパクトな洗剤を持っていくと便利ですよ!

僕は洗面台にお湯をためて、この洗剤で洗っています。

ゴムロープと洗濯バサミ

フック付きのゴムロープ

こんな感じのゴムロープを部屋の適当な所に張り、洗濯物を干します。

部屋にはハンガーがあると思いますが、もし無ければ洗濯バサミで直接このロープに止めましょう。

トラベルクッカー

トラベルクッカーの鍋とヒーター部

トラベルクッカーとは、持ち運び可能なコンパクトな鍋です。

プラグをコンセントに差し込むと、下のヒーター部が発熱して、鍋の上で加熱調理ができます。

日本から持参したラーメンやパスタを作ったり、レトルト食品をボイルしたり、ケトルが部屋になかった場合のお湯作りにも使えます。

食事は隔離中の数少ない楽しみの一つですからね、ホテルから提供される食事がハズレの日は非常に助けられます。

ちょっとマイナーな紹介になってしまいましたが、便利なのでぜひ検討してみてください。

↓こちらの記事も参考にどうぞ!
【海外で自炊】トラベルクッカーを使った簡単レシピ|ラーメン編

ちなみに水はこんな感じで500mlほどのペットボトルが部屋に用意されています。

ペットボトルの水

薬やサプリメント

たくさんの薬
サプリメントと青汁

とにかく体調を壊さないようにすることが大事です。
(壊したとしても、初期段階で何とか対処したいところ・・・)

僕の同僚が発熱して病院送りになりましたが、何度もPCR検査を受けながら簡素な部屋で隔離生活の続きをすることになりました。

ちゃんと睡眠や栄養を摂って、規則正しく過ごしましょう!

日本食

隔離中の食事は、朝・昼・夕にお弁当が支給されます。

まず朝食の写真から。

中国の朝食のお弁当

パン、お粥、ゆで卵、副菜、他にも果物やヨーグルトが付いたりします。

大体どのホテルも朝食は似通っていますね。

一番日本人と合っていないのが朝食じゃないかなーと思います。

続いて、昼食と夕食は同じような構成のお弁当が出てきますが、ホテルによって系統が違います。

中国のお弁当
ホテルA
日本食に似ている中国のお弁当
ホテルB

ご覧のように、ホテルAはガッツリ中国っていう感じですが、ホテルBは日本食に近い気がします。

こういうのは苦手だな〜っていう方は日本から食品を持っていきましょう!

ちなみに僕のお勧めはお弁当を味変させる調味料系です。

醤油とにんにくとゆかりふりかけとステーキソース

ゆかりは白米やお粥で活躍します。

醤油、にんにく、焼肉のたれ(今回はステーキソースですが)。これらを使えば大抵の料理はご飯がすすむ絶品料理になります!

部屋に冷蔵庫がないホテルもありましたが、ホテル側に要望したら届けてくれました。

もし無かったら交渉してみましょう!

他にも僕はパスタ(トラベルクッカー必須)、カップラーメン、お菓子、コーヒーを持参します。

リュック

僕の周りの人は大抵スーツケースに加えてリュックを持参します。

というのも前述した食料品を大量に用意するとスーツケースに入りきらないんですよね。

特に冬は洋服だけでも嵩張りますし。

個人的には20〜30Lぐらいのサイズでそんなに重くないやつが良いですね。
(隔離中にリュックの中身を食べ尽くしたらスーツケースに詰め込んでしまいたい)

参考までに僕が使っているやつを載せておきます。

暇つぶしアイテム

隔離生活中はある意味自由な時間が増えます。

そんな時間を有意義に使えるようなものを持っていきましょう!

参考までに僕の場合は、

  • ノートPC(ブログ書いたり、プログラミングやってみたり)
  • Kindle(小説)
  • 紙の本(勉強用)
  • HDMIケーブル(携帯やPCとテレビを繋げて映画鑑賞)
  • プッシュアップバーと腹筋ローラー(筋トレ)

こんな感じです。

僕の暇つぶしに関してはこちらの記事でご紹介しています!
↓よろしければご参考までにどうぞ!
【中国隔離生活】おすすめ暇つぶし方法と関連アイテムをご紹介!

自分がリラックスできるアイテムは絶対に必要ですよ!

まとめ

ここまで書いてきましたが、やっぱり厄介なのは「タオル交換がない可能性があること」と「洗濯物は自分でやること」ですね。

ここはしっかりと対策を考えてきた方がいいかと思います。

こんなにも長い期間ひとりで部屋に閉じこもるなんて機会はなかなか無いですからね。

見方によってはすごく貴重な時間でもあります。

万全の準備をして、少しでも充実した隔離生活を送りましょう!

それではまた!

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