・先輩に指示を出す立場になった方
・チームリーダーになったばかりの方
自分がリーダーになったチームに先輩社員がいる。
つまり先輩に対して指示を出す。
不意にそのような機会が訪れるのが会社員です。
そうなったときにいかに先輩と折り合いをつけていくかが悩むところですよね。

初めはやりにくいですよね〜。
よくわかります・・・
初めに僕の結論です。
まとめて言ってしまえば、必要なのは信頼関係です。
僕は現在に至るまでの数年間、上記のような状況下で働いてきました。
僕はオラオラゴリゴリの性格ではないのでね、やっぱり初めは戸惑いました。。
今ではためらいなく指示出しますけどね。
そんな僕が信頼関係を築くために心がけてきたことをご紹介していきます!
なんらかの実績を出す
信頼を得るか得られないかの勝負はチーム結成前から始まっています。
日常業務の中で、何らかの実績を出しましょう。
実績とは、自分が所属している部署の目標に直結する成果です。
先輩社員以上の成果が理想です。
自分が後輩リーダーのチームに入ったときのことを考えてみてください。
「なんで何の成果もあげてないやつの下につかなきゃならないんだ?」ってなりますよね。

先輩を差し置いてリーダーになっている時点で、すでに何らかの実績をあげている可能性は高そうですけどね。
自信があるように見せる
内心ビビっていても構いません。
表面上は堂々と自信があるように見せましょう。
堂々とチームのビジョンを示しましょう。
リーダーがしどろもどろだとチームに不安感が漂います。
先輩相手に限ったことではありませんが、「こいつについていって大丈夫か?」と思われたら信頼関係なんて築けません。
堂々としていても、しどろもどろでも、判断の正確性が変わるわけではありません。
間違えるときは間違えます。
それなら初めから堂々として信頼関係を築いて、間違えたら潔く謝る!
近過ぎず遠過ぎない距離感をとる
同期相手ほどフランクではないけど、職制相手ほど堅苦しくはない。
ヘコヘコしないけど、ナメた態度はとらない。
この近過ぎず遠過ぎない距離感を築きましょう。
個人的に僕が先輩に対して築いていく距離感は、先輩が軽いミスをしたときに
「なにやってるんですか〜!」
と言って軽くいじれるぐらいの関係。
もちろん多少は相手を見て判断しますけどね。
お互いに何でも言い合えるチームを目指すためにはこれぐらいの距離感がちょうどいいと思っています。
頼るべきところはガッツリ頼る
自分よりも社会人経験が長い先輩社員。
自分にはない知識や技術を必ず何かしら持っています。
それが何かを見極めて、尊重しましょう。そして頼りましょう。
頼ることはメリットたくさんです。
- 適材適所によるチーム力の向上
- 自分が新しいことを学べる
- 頼られる先輩も悪い気はしない(はず)
その先輩以外でもできるようなことを何でもかんでも頼るのは良くないですけどね。

自分が自信あることを頼られるって、やっぱり嬉しいものですよね!
相手の立場で考える
これは先輩相手じゃなくても必要なことですけどね。
先輩相手ならではの考慮するポイントを2つあげてみます。
プライド
自分がどれだけ実績を上げて、どれだけ良好な関係を築いたとしても、後輩は後輩です。
後輩から指示を受ける先輩の気持ちは特に気にする必要があります。
これも自分がその立場になって考えてみればわかります。
先輩リーダーから「これやっておいて」と言われるのと、後輩リーダーから「これやっておいて」と言われるのでは、同じ言葉でも受け止め方が全然違いますよね。
自分が後輩だという意識は常に持っておく必要があります。
体力
やっぱり年齢とともに体力や健康状態は衰えますよね。
これはしょうがないことです。
年齢が近い相手ならともかく、かなり年上の人を相手にする場合は、自分の基準で考えてはいけません。
意図せずに無理をさせてしまう可能性があります。
実際、僕にもそのような失敗の経験があります。
だいぶ年上の方を相手にバンバン仕事をお願いしていたのですが、気づいたときにはぐったりしていました。
他のチームメンバーから指摘されて初めて気づきました。
後輩からお願いされたら「無理だ」と言えない人もいるという認識も持っておく必要があります。

安全・健康第一ですからね。。。
本当に申し訳ないことをしたと反省しています。。。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、先輩に指示を出す立場になったときに必要な信頼関係、それを築くために心がけるべきことをご紹介させていただきました。
僕と同じような立場の方の参考になれば嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた!
コメント